睡眠障害とは?
寝たくてもねられない不眠症、とつぜん激しい眠気に襲われてしまう睡眠異常など、睡眠障害にはさまざまな症状があります。その原因はストレスが引き金になっていることが多く、精神的・身体的原因による睡眠障害は内在因性睡眠障害と呼ばれています。
主な症状
睡眠障害には次のような症状が挙げられます。
治療方法
睡眠障害の治療は、それぞれの原因に応じて対応する必要があります。アルコール・カフェインの過剰摂取、寝る直前の運動・入浴など、まずは生活習慣の改善から試みます。それでも症状が改善されない場合は、睡眠薬を使用して治療を行っていきます。睡眠薬による治療は最初に薬を飲んでいただいてから、症状が良くなった段階でしっかりと減薬していくことが大切です。また、睡眠障害はうつ病などほかの精神疾患が原因であることも多々あります。原因によって処方する薬も変わってきますので、ヒアリングをしっかりと行うことが重要です。
治療についての注意点
・照明、テレビや携帯電話などの光によって視覚に刺激が与えられると、睡眠薬の効果が落ちてしまいます。薬は必ず就寝直前に服用するようにしてください。
・睡眠薬はあくまで治療のサポートとして使用するものであり、生活習慣を規則正しく改善していくことが大切です。