注意欠陥・多動性障害とは?
注意欠陥・多動性障害は、発達障害の一種です。症状は主に不注意、多動性、衝動性の3つのカテゴリに分けられ、症状の現れ方や程度は人によって大きく差があります。好きなこと以外に興味や関心を示さない、集中力がない、思ったことをよく考えずに実行してしまうなどの症状で、日常生活に支障をきたしてしまいます。
主な症状
注意欠陥・多動性障害(ADHD)の症状には次のようなものが挙げられます。
治療方法
生活環境・人間関係などを改善する心理社会的治療と、薬物療法を並行して治療を行っていきます。薬物療法ではノルアドレナリンやドーパミンなど、脳内物質の不足を補う薬を処方します。
当院ではストラテラ、インチュニブ、コンサータ※等の薬を処方しています。
※コンサータについて
コンサータの処方は不適切な使用を防ぐため医師、患者様ともに「ADHD適正流通管理システム」への登録が必要です。当院では、登録医の適正な診察のもと、必要な患者様に対してのみ処方しています。
治療についての注意点
薬の効果がないとご自身の判断で服用を止めると、症状を悪化させたり、治療が長引く原因となってしまいます。一日でも早く改善へ向かうため、薬を飲んでいただく量・回数は必ずお守りください。