うつ病
仕事のストレスが重なって「気分が落ち込む」とご来院されました。 休職が必要と判断し、内服薬での治療も行いました。 その後病状は徐々に改善し、リハビリを行いながら復職されました。
パニック障害
混み合った電車に乗ったり、人ごみの中にいると頭痛・腹痛が起こるようになってしまった患者さん。 身体検査では特に異常はなく、パニック障害と診断しました。投薬治療直後から症状は改善。 半年ほどで電車や人ごみで頭痛・腹痛は発症しなくなり、投薬を中止することができました。
統合失調症
発症後約10年が経過されている慢性統合失調症の患者さん。 それほど気にならない程度ですが幻聴などの症状が残っており、副作用の眠気がつらいとご来院されました。 薬を徐々に減らし、精神療法による治療を開始。数か月で眠気はなくなり、意欲面での改善がみられました。 現在は資格取得に向けて勉学に励んでいるそうです。
強迫性障害
結婚後、手洗い・洗濯・家の中のあらゆるものの消毒に時間をかけるようになった患者さん。 内服治療と精神療法により、調子の良い時は一般的な「きれい好きな人」程度に改善されました。 調子の悪い時に再発する症状への対処法を一緒に考え、ご自分でも工夫していらっしゃいます。
発達障害
「仕事は人より頑張っているが、人付き合いが苦手で損ばかりしている」とお悩みの患者さん。 社交不安障害として治療を始めると共に、生育歴と心理検査から発達障害と診断し専門カウンセラー・支援団体をご紹介いたしました。 現在ではご自身で障害を理解し、支援団体の協力で再就職。充実した日々を送っていらっしゃいます。